Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CF、委託先がカード情報を含むCD機利用控を紛失

セントラルファイナンスは、キャッシュディスペンサーの運用業務委託先であるセコムが、点検作業中、顧客情報103件が含まれる利用明細書控えを紛失したと発表した。

所在不明となっているのは、町田市に設置されたCD機の利用明細書控えで、2月13日から22日まで同機を利用した会員103名分の個人情報が記載されていた。会員の氏名、会員番号、カード情報などが含まれる。

3月1日の保守点検作業中に紛失が発覚したもので、2月22日に同端末の障害が発生、修理を実施しており、その後の所在がわからなくなっているという。

同社では、不正利用のモニタリングやカード番号を変更した新しいカードの作成を提携企業に依頼するなど、対策を進めている。また今後は、再発防止に向け顧客情報の管理強化を徹底するとしている。

(Security NEXT - 2006/03/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説
学童保育で利用料決定通知書1クラス分が所在不明に - 和歌山市
個人情報残存する「就職先情報リスト」を学生に共有 - 摂南大
法人の不正送金被害が約8.6倍 - 金額ベースで個人を上回る
テゲ宮崎の通販サイト、管理ページが認証なしで閲覧可能に
サイバー攻撃でシステム障害が発生 - ヤマダコーポレーション
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
先週注目された記事(2025年6月22日〜2025年6月28日)
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県