福井信金、約4万件の顧客情報が記録された内部資料を紛失
福井信用金庫は、顧客情報約4万件が記録された業務用フィルムを紛失したと発表した。
金融庁が進めている一斉点検の要請を受け、個人情報の保管状況を調査した結果判明したもので、1995年1月から2000年6月までの一部データを記録したコムフィッシュ46枚を紛失していた。
コムフィッシュは、過去の取引内容を記録した内部管理資料で、同庫では総枚数19万1230枚を管理している。漏洩した46枚には、顧客情報は4万973名分が記録されており、名前、口座番号、残高など個人情報も含まれていたという。
同庫では誤廃棄の可能性が高いとしており、情報漏洩の可能性は低いとしている。また、再発防止に向け情報管理態勢の強化を実施するとしている。
(Security NEXT - 2005/06/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
メール誤送信で会員のメアド流出 - 不動産ファンド運営会社
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
個人情報含むPCで侵害確認、影響を調査 - 小樽商科大同窓会
ウェブ問合フォームの入力情報が外部流出 - 川本製作所
サーバに攻撃の痕跡、一部情報流出を確認 - 人材サービス事業者
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
2025年3Qのネット銀不正送金被害 - 件数、金額ベースともに7割減
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県
