Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「FIDO2」による指紋ログイン認証が開始 - ヤフー

ヤフーにおいて、「FIDO2」への対応により、指紋認証などの生体認証を用いたログインが可能になった。

サービス開始当初は、「Android 7.0」以上を端末した搭載された「Chrome 70」以上で対応。Yahoo!Japan IDにログインした状態で生体認証の設定に、認証へ利用するAndroidスマートフォンを登録できる。

端末へ生体情報を登録すると、照合は端末上で行われ、サーバに対しては照合結果のみ送信することでログイン認証を実施。サーバ上に生体情報を保存せずに生体認証を利用できる。また第三者が生体情報を不正に入手した場合も、登録したデバイス以外からはログインできないとしている。

「FIDO2」は、FIDOアライアンスが認定しているウェブ認証の規格。9月に国内企業ではじめて同社では認定を取得していた。

(Security NEXT - 2018/10/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出