携帯キャリアの「+メッセージ」に脆弱性 - アップデートが公開
携帯電話キャリア各社が提供するスマートフォン向けアプリ「+メッセージ」に脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同アプリのAndroid版、iOS版いずれもSSLサーバ証明書の検証に脆弱性「CVE-2018-0691」が存在することが明らかとなったという。脆弱性を悪用されると、マンインザミドル(MITM)攻撃を受けるおそれがある。
脆弱性は、LINEのma.la氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクでは、最新版へアップデートするよう利用者へ呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/09/27 )
ツイート
PR
関連記事
「VMware vCenter Server」の深刻な脆弱性 - 悪用リスク上昇
「VMware vCenter Server」に深刻な脆弱性 - 「VMware ESXi」の脆弱性も
Windows向け「Zscaler Client Connector」に権限昇格の脆弱性
「Cisco Application Services Engine」などに深刻な脆弱性
「Movable Type」にXSSの脆弱性 - アップデートが公開
「Firefox 86」が公開、Cookie対策強化 - 脆弱性12件を修正
SonicWall、VPN製品向けに追加アップデート - すぐに更新を
CiscoのWindows向けVPNクライアントに脆弱性 - 更新を
「Office for Mac」向けにセキュリティ更新 - 脆弱性2件を修正
「BIND 9」にリモートより悪用可能な脆弱性 - アップデートが公開