Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DV被害者の転居先情報含む書類を紛失、安全確保のため再転居 - 川崎市

神奈川県川崎市は、配偶者より暴力を受けるいわゆる「ドメスティックバイオレンス(DV)」の被害者を支援する業務において、転居先などが記載された書類を紛失したことを明らかにした。

同市によれば、DV被害者の氏名や生年月日、住所と転居先などが記載された書類を職員が5月29日に紛失したもの。

職員は付き添いのために県内の一時保護施設で問題の書類を受け取り、転居に必要な手続きを終えて帰宅したところ、書類が見当たらないことに気が付いたという。立ち寄り先など探索し、警察への届けたが、見つかっていない。

同市では同月30日、対象となる被害者に事情を説明して謝罪。また、紛失した書類から転居先が配偶者に知られる可能性もあることから被害者の意向を確認したうえで、再度転居を行った。

また関係者の安全確保を優先したことから、公表までに時間を要したと同市では説明している。

(Security NEXT - 2018/07/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

行政文書を紛失、書架移動の繰り返しで紛失か - 愛知労働局
国勢調査員が書類紛失、外部持出なしと説明 - 生駒市
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
誤って資料を持ち帰り紛失、住民が商業施設で拾得 - 新潟県
国勢調査の回答状況確認表が所在不明 - 石垣市
国勢調査書類、未回答世帯の訪問時に紛失か - 大野城市
要介護認定調査の連絡票を路上でクリアファイルごと紛失 - 神戸市
顧客取引データ保存されたディスク2枚が所在不明 - 西村証券
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
職員などの個人情報含む書類を外出時に紛失か - 志摩市