Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「セシールオンラインショップ」に不正アクセス - 攻撃リストが顧客IDと一致

ディノス・セシールは、同社が運営する通信販売サイト「セシールオンラインショップ」が不正アクセスを受けたことを明らかにした。ログインの試行に用いられたすべてのメールアドレスが同社顧客のIDと一致しており、情報流出の可能性が高いとして調査を進めている。

20180606_dc_001.jpg
不正アクセスを受けた「セシールオンラインショップ」

同社によると、6月2日10時19分ごろから同日18時前にかけて、中国のIPアドレスを発信元とし、1938件のログインの試行が行われたもの。

このうち490件のアカウントで実際にログインされ、氏名や所有ポイント数などが参照された可能性がある。

攻撃開始当初の3分間、同一のIPアドレスより攻撃が行われたことから、同社では同IPアドレスを自動で遮断したが、その後異なるIPアドレスを用いて攻撃が継続された。利用されたIPアドレスは201件に及んだという。

(Security NEXT - 2018/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
開発リポジトリでクラウドアクセスキーを誤公開 - ビール定期便サービス
闇サイトでの個人情報流通を契機に不正アクセス判明 - 不動産管理会社
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
教員2人のメルアカ侵害、差出人情報流出のおそれ - 中央大