Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「フィッシング対策ガイドライン」2018年度版が公開

フィッシング対策協議会は、フィッシングの対策について取りまとめた「フィッシング対策ガイドライン」を改訂した。

同ガイドラインは、ウェブサイト運営者やサイト利用者におけるフィッシング詐欺対策について取りまとめたガイドライン。2017年より公開している。

今回の改訂は、昨今の脅威や対策技術の動向を反映したもの。一部要件の内容について見直したほか、読みやすさの向上などを図っている。

具体的には、フィッシング攻撃の手法として、スマートフォンのSMS (ショートメッセージ)を利用した攻撃について記載。またウェブサイト運営者向けの要件として送信者認証技術である「DKIM」「SPF」「DMARC」の記述を追加した。また要件のタイトルについて一部変更している。

(Security NEXT - 2018/06/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
ランサムウェア「ALPHV」、医療分野中心に被害拡大
1月のフィッシング、独自ドメイン使用する送信元メアドが増加
「サイバーセキュリティ月間2024」がスタート - 「全員参加」を呼びかけ
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
「フィッシング詐欺」、1年に3回も被害あったケースも