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コネクテッドカー向けSaaS型異常検知ソリューションを提供開始 - アズジェント

アズジェントは、コネクテッドカーのデータを分析し、異常を検知、通知するSaaS型ソリューション「Upstream」を5月より提供開始する。

同ソリューションは、イスラエルUpstream Securityが開発したコネクテッドカー向けのセキュリティソリューション。車両からサーバへ送信されるデータを収集してSaaS上で分析。異常検出時にはSOCへ通知する。

車両とサーバ間で送受信されるメッセージのプロトコル構造を検証するプロトコルセキュリティをはじめ、通信パターンを分析して平常とは異なる通信を検出するトランザクション分析、車両やドライバーの行動パターンを分析して異常を検知するふるまい検知などの機能を提供する。

また、走行中やエンジン稼働中といった車両の状態によって、車両に対して許可されるコマンドを管理したり、GPS上で矛盾するデータを発見することも可能。

価格は1000台あたり年額1080万円から。初年度2億円の販売を目指している。

(Security NEXT - 2018/04/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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