Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「PhishWallクライアント」の一部インストーラに脆弱性

セキュアブレインのセキュリティ対策ソフト「PhishWallクライアント」の一部インストーラに脆弱性が含まれていることがわかった。

Windows向けに提供している同製品のFirefoxおよびChrome向けのインストーラにおいて、検索パスの指定に問題があり、意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2018-0552」が含まれていることが明らかになったもの。すでにインストール済みのソフトウェアは影響を受けない。

同脆弱性は複数の発見者より情報処理推進機構(IPA)が報告を受けたもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

同社やセキュリティ機関では最新のインストーラを利用するよう呼びかけている。また「Windows 7」の場合、インストーラ起動前に特定のパッチを適用する必要があるため注意が必要。

(Security NEXT - 2018/03/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性