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情セ大、情報セキュリティ文化賞の受賞者6名を発表

情報セキュリティ大学院大学は、第14回「情報セキュリティ文化賞」の受賞者を発表した。京都大学公共政策大学院教授の岩下直行氏ら6名が受賞した。

同賞は、情報セキュリティ分野の進展に貢献した個人を対象とした表彰。情報セキュリティの中核を担う人材の育成促進を目的として、同大が2005年に制定した。

企業や自治体、団体などで情報セキュリティに関し、経営的な視点から先導的役割を果たした個人や、情報セキュリティに関わる学術や法制度の研究、啓発、普及、人材育成などの面で貢献した有識者などを対象としており、公募および審査委員からの推薦に基づき、1月23日に受賞者を決定した。

金融機関における情報セキュリティの研究に貢献した京都大学公共政策大学院教授の岩下直行氏や、情報セキュリティの法学分野やデジタルフォレンジックの普及などに尽力した京都産業大学法務研究科客員教授、慶應義塾大学名誉教授の安冨潔氏、ネットワークセキュリティ分野においてセキュリティ対策技術の開発に寄与した国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系教授の高倉弘喜氏が受賞。

さらに人材育成分野で活躍する情報通信研究機構ナショナルサイバートレーニングセンターのセンター長である園田道夫氏や、情報セキュリティスペシャリスト試験で主導的な役割を果たした日本大学商学部非常勤講師の杉野隆氏、青少年教育の普及啓発に尽力した情報処理推進機構(IPA)専門委員でネット教育アナリストの尾花紀子氏が選出された。

(Security NEXT - 2018/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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