Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware Workstation」「Fusion」に深刻な脆弱性 - 「Spectre」緩和策と同時に修正

VMwareが提供する「VMware Workstation」および「VMware Fusion」に複数の脆弱性が含まれていることが明らかになった。先に公開されたアップデートで対応済みだとしている。

IPv6利用時のNATサービスにおいて解放後のメモリへアクセスする「Use-after-free」の脆弱性「CVE-2017-4949」が明らかになったもの。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」。同機能は既定では無効化されているという。

また整数オーバーフローの脆弱性「CVE-2017-4950」も存在。重要度は1段階低い「重要(Important)」にレーティングされている。

同社では、いずれもCPUに起因する脆弱性「Spectre」への緩和策を盛り込んだ1月9日のアップデート「Workstation 14.1.1」「同12.5.9」および「Fusion 10.1.1」「同8.5.10」にて修正しているという。

(Security NEXT - 2018/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み