Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「FortiOS」に複数脆弱性 - 修正版や仮想パッチを用意

Fortinet製ファイアウォールなどに搭載されている「FortiOS」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

現地時間2026年8月12日、2件のセキュリティアドバイザリを公開したもの。「クリティカル(Critical)」や「高(High)」とされる脆弱性は含まれておらず、いずれも重要度は「中(Medium)」とした。悪用も確認されていない。

「CVE-2026-71407」は、プロクシの通信処理を行う「Web Application Daemon(WAD)」に確認されたスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性。
「Kerberos認証」と中継プロトコル「SOCKS」を有効化している構成に影響があり、メモリ保護機能を回避できる場合に任意のコードやコマンドを実行されるおそれがある。

「CVE-2026-71408」は、リソース割り当てに制限がないことに起因する脆弱性。過去に修正が行われたが、再発した。

細工したHTTPリクエストを送信し続ける「スローDoS攻撃」により、認証を必要とすることなく、ウェブインタフェースにおいてサービス拒否を発生させることができるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、それぞれ「5.6」「5.3」と評価されており、同社では修正版へ更新するか、緩和策を講じるよう求めている。また「CVE-2026-71407」については仮想パッチ「FG-VD-10009617.0day」を用意した。

(Security NEXT - 2026/08/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
米当局、「Linuxカーネル」の脆弱性3件を悪用リストに追加
SynologyのNAS向けOSに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
前回からわずか2日、「Chrome」が更新 - 「クリティカル」脆弱性を解消
セキュリティリリース「WordPress 7.1.1」が公開 - 脆弱性を解消
Ciscoのファイアウォール製品に多数の脆弱性 - 一部で悪用も
DB管理ツール「pgAdmin 4」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
「pgAdmin 4」に深刻な脆弱性 - 前回修正の不備も
Mozilla、「Firefox 156」をリリース - 脆弱性73件に対応
隔離実行環境「Docker Sandboxes」に複数脆弱性 - 修正版を提供