Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ネット経由で脆弱性攻撃受けるか診断できる無料サービス - 「WanaCrypt」に対応

ラックは、ネットワーク経由で脆弱性に対する攻撃を受けるか診断できる無料サービス「自診くん」を公開した。

20170614_la_001.jpg
通信が到達するか確認することで診断する(図:ラック)

同サービスは、端末が特定のサイバー攻撃の影響を受けるか確認できるもので、ネットワーク経由で感染を広げるマルウェアの通信や脆弱性に対する攻撃が端末へ到達するかチェックできる。

具体的には、5月に確認されたSMBの脆弱性「CVE-2017-0145」を悪用するランサムウェア「WanaCrypt」に対応。資産管理ソフト「SKYSEA Client View」の脆弱性攻撃が可能か確認できるほか、同社が危険と判断した「ssh」「telnet」「NETBIOS」「RDP」「VNC」への接続についても確認できる。

(Security NEXT - 2017/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
「CentreStack」「CWP」脆弱性の悪用に注意喚起 - 米当局
入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を