Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ランサム対策プロジェクトが拡大中 - あらたに4社が復号ツール

警察機関とセキュリティ企業が連携してランサムウェア対策を推進するプロジェクト「No More Ransom」に、30を超えるあらたな組織が参加した。

20161216_nr_001.jpg
No More Ransomのウェブサイト

同プロジェクトは、捜査機関とセキュリティ企業が連携してランサムウェアに対抗するもので、欧州刑事警察機構(ユーロポール)、オランダ警察、Intel Security、Kaspersky Labが7月に立ち上げた。

今回あらたにオーストリア、クロアチア、デンマーク、フィンランド、マルタ、ルーマニア、シンガポール、スロベニアの警察機関がプロジェクトにくわわり、あわせて22カ国の警察機関が参加している。

同プロジェクトのウェブサイトでは、ランサムウェアに関する情報提供や、被害者への復号ツールの提供を行っているが、今回Bitdefender、Emsisoft、Check Point Software Technologies、Trend Microの4社が「アソシエートパートナー」として参加、あらたに復号ツールの提供を開始した。

また、同プロジェクトの取り組みを広める「サポートパートナー」として、セキュリティベンダーや各国のCERTなど21組織が新規参加。ウェブサイトもこれまでの英語にくわえオランダ語、ロシア語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語に対応。今後もあらたな言語をサポートするとしている。

同プロジェクトを通じ、12月16日の時点で提供されている復号化ツールは以下のとおり。

WildFire Decryptor
Chimera Decryptor
Teslacrypt Decryptor
Shade Decryptor
CoinVault Decryptor
Rannoh Decryptor (updated 03-10-2016)
Rakhni Decryptor (updated 14-11-2016)
Jigsaw Decryptor
Trend Micro Ransomware File Decryptor
Emsisoft NMoreira Decryptor
Emsisoft Ozozalocker Decryptor
Emsisoft Globe Decryptor
Emsisoft Globe2 Decryptor
Emsisoft FenixLocker Decryptor
Emsisoft Philadelphia Decryptor
Emsisoft Stampado Decryptor
Emsisoft Xorist Decryptor
Emsisoft Nemucod Decryptor
Emsisoft Gomasom Decryptor
Linux.Encoder Decryptor

(Security NEXT - 2016/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サーバでランサム被害を確認、影響など調査 - 八王子中高校
インシデント件数減少、ただしサイト改ざんは倍増
ランサム被害で個人情報流出の可能性 - FA機器開発会社
サーバにランサム攻撃、顧客情報流出の可能性 - 名鉄協商
ランサム感染の可能性、店舗に影響なし - ファイブフォックス
委託先の就職試験対策サイトがランサムウェア被害 - 福岡大
サーバがランサム被害、影響など詳細を調査 - 金子農機
VPN経由でサイバー攻撃、ランサム被害が発生 - D&M
台湾子会社でランサム被害、影響など調査 - ニデック
システム障害が発生、ランサム被害か - フェースグループ