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組織内の違法コピー通報が過去最多 - BSAがライセンス管理の啓発に注力

ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)は、2008年の活動方針を発表した。企業のソフトウェアライセンス管理に対する支援やオークションの海賊版対策に力を入れるという。

BSAでは、2008年の活動について「IT競争力による日本のイノベーションとさらなる成長に貢献」「オークションにおける消費者保護を強化」「企業、自治体に向けたソフトウェア資産管理支援」を柱として展開する。

なかでも企業をはじめとする組織内での違法コピーについては、BSAへ多数の情報提供が寄せられており、2007年は506件と過去最多を記録。

BSAではライセンス管理を車にたとえ、「ライセンスの有無を把握しないのは、何の計器類もない車を運転するようなもの」として、注意を呼びかけ、従来ソフトウェア資産の管理について大学などへ支援を行ってきたが、対象を一般企業と自治体にまで拡大し、ノウハウの提供なども含めた啓発活動を展開する。

また違法コピー対策としてオークションサイト向け対策を強化。オークションサイトにおける模倣品や海賊版販売の手口が巧妙化しており、違法品取引被害から消費者の保護するための活動に力を入れるという。

ビジネスソフトウェアアライアンス
http://www.bsa.or.jp/

(Security NEXT - 2008/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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