本人の意志に反する個人情報の利用停止求める - 内閣府
内閣府は、国や地方公共団体、個人情報取扱事業者の個人情報保護の方向性を示す「個人情報の保護に関する基本方針」について、国民生活審議会の意見をもとに改正案を取りまとめ、パブリックコメントを開始した。意見募集の締め切りは2月18日で、3月を目処に閣議決定する予定。
今回の改正案では、問題が指摘されている過剰反応への広報活動や、国際的な取り組みについて言及した。さらにプライバシーポリシーへ、本人希望に応じて保有個人データの自主的な利用停止や、委託処理の透明化、顧客の種類ごとに利用目的を限定や利用内容の明確化、取得元や取得経緯などの明記などを求める。
また一般的に閲覧可能な市販名簿など、権利侵害の可能性が低いとして、裁断処理など高じなくても良いとの内容を盛り込んだ。
(Security NEXT - 2008/01/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
GovTech東京の支援プログラム、受講者間で個人情報が閲覧可能に
保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市
職員が患者の検査画像をSNSに投稿 - 都内の循環器専門病院
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町
不正アクセスにより採用情報ページでシステム障害 - 日東エネルギー
日本コロムビアやグループ会社にサイバー攻撃 - 詳細を調査中
米政府、「Exchange Server」脆弱性で緊急指令 - 週末返上での対応求める
川崎市、要配慮個人情報の事故報告で遅れ - 個情委が指導
「JWE」のRuby実装に深刻な脆弱性 - 総当たり攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外パッチ