「baserCMS」やプラグインにあわせて12件の脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「baserCMS」および複数のプラグインに脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「baserCMS」に「CVE-2016-4877」など3件の「クロスサイトスクリプティング(XSS)」や、3件の「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性が存在。
さらに同CMS向けプラグインの「ブログ」「メールフォーム」「フィードリーダー」の有効時に「CSRF」の脆弱性5件が判明したほか、「アップローダー」有効時にもCSRF「CVE-2016-4887」が含まれるという。
CMS本体、プラグインいずれも「3.0.10」および以前のバージョンに影響がある。これら脆弱性は複数の発見者より情報処理推進機構(IPA)に報告が寄せられたもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整した。脆弱性を修正したアップデートがリリースされている。
(Security NEXT - 2016/09/29 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応