Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソフトイーサ、通信の監視・遮断ソフトを無償提供

ソフトイーサは、VPNソフトウェア「SoftEther」による通信を検出または自動遮断する「SoftEther Alert」および「SoftEther Block」の無償提供を開始した。

「SoftEther Alert」は、社内ネットワークに設置した監視用のコンピューターにインストールし、稼動させる。ネットワーク上を流れるすべてのEthernetパケットをリアルタイムで分析するソフトウェア。「SoftEther」による通信が検出された場合、その通信ログを自動的に管理画面に表示し、ログファイルに記録する。

「SoftEther Block」は、Layer-2透過型ファイアウォールソフトウェア。特定のネットワーク回線上にLayer-2のブリッジを構成するように設置したコンピューター上にインストールすることにより、「SoftEther」 の通信を自動的に検出し、その通信を遮断することができる。

両ソフトウェアは、SoftEtherの無断使用を検出または防止する目的で提供される。いずれも同社ウェブサイトより無償でダウンロードできる。

(Security NEXT - 2004/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ