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法人顧客の従業員情報が流出した可能性、原因調査中 - NTTドコモ

NTTドコモは、法人向け保守運用サービスを利用する顧客企業の従業員1053人分に関する個人情報が、外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、流出の可能性があるのは、モバイル端末の故障対応や契約変更などを専用のサービスデスクが代行する「法人モバイル管理サービス」において、顧客企業から預かっている端末利用者情報の一部。

同社では、同サービスの顧客管理システムから作業用として一時的に管理情報を抽出し、「法人ファイル共有システム」で作業を行っおり、一時的に72社13万件の管理情報を保管していたが、そのうち1社の従業員1053人分の情報が流出した可能性があるという。社名や会社住所のほか、従業員の氏名、住所、業務用携帯電話番号、所属部署などが含まれる。

同社は、外部からの不正アクセスによる流出ではないことを確認していると説明。社内調査を進めるとともに、警察へ被害届の提出に向けて準備している。また、対象となる顧客には謝罪した。

(Security NEXT - 2014/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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