Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

迷惑メール送信に岐阜県青少年SOSセンターのメルアドが悪用される - エラーメール5万5000件

岐阜県青少年SOSセンターのメールアドレスが、迷惑メールの送信に悪用されたことがわかった。同センターはメールアドレスを変更し、注意を呼びかけている。

同県によれば、第三者が大量の迷惑メールを無差別に送信する際、同センターのメールアドレス「sos505@fancy.ocn.ne.jp」を送信元として悪用していたという。

7月4日15時30分より断続的に送信不可を通知するエラーメールを受信、4日と5日はそれぞれ1万件、6日には約3万5000件とあわせて5万5000件を受信したため、調査を行ったところ、なりすましに利用されていることが判明したという。

今回のなりすましに関し、同センターに対する不正アクセスやウイルス感染、個人情報漏洩については否定した。

同センターでは、6日に同メールアドレスの利用を停止。新しいメールアドレスに変更した。古いメールアドレスから届いた不審メールについては、開かずに削除するようアナウンスしている。

(Security NEXT - 2014/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信で会員のメアド流出 - 不動産ファンド運営会社
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
サーバに攻撃の痕跡、一部情報流出を確認 - 人材サービス事業者
「Apple Account」の乗っ取り被害、端末初期化 - 情報流出懸念も
データ管理システムで設定ミス、顧客情報が閲覧可能に - ピラティス専門店
不正アクセスで医療従事者情報などが流出か - 富士フイルムメディカル
委託先でメール誤送信、講座受講者のメアド流出 - 神奈川県
遠隔アクセス用サーバ経由で侵入、個人情報流出の可能性も - サカタのタネ
顧客管理システムの開発委託先で侵害 - 日産ディーラーの個人情報が流出
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害