NTTコムウェア、フィッシング詐欺対策製品「PHISHCUT」の機能を強化
NTTコムウェアは、ASP型のフィッシング対策ソリューション「PHISHCUT」にあらたな機能を追加し、個人情報の送信防止などセキュリティ機能を強化した。
同サービスは、金融機関やネットバンキングのサイトに電子透かしを埋め込むことでサイトの真正性を保証し、ユーザーをフィッシング詐欺などから保護するソリューション。ユーザーがIDや口座番号などの重要情報を入力して送信する際、電子透かしのある正しいサイトであればそのまま送信し、疑わしいサイトの場合には送信を防止する。
これまでは、保護したい重要情報をユーザー自身が登録する必要があったが、今回の機能強化により、企業側が重要情報をあらかじめ設定することで利用時には自動的に情報が保護される「重要情報自動登録機能」が追加された。
また、情報の送信時ではなく、サイトにアクセスした時点で正規のサイトであるかを画面上に表示する「検証結果事前通知機能」も追加。さらにオプションとして、不正サイト情報を提供するサービスも付加された。価格は、月額25万円から。
(Security NEXT - 2006/10/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
社内侵入の痕跡確認されず、クラウドサービスは個別対応 - BBT
高校で生徒の個人情報含む記録簿を紛失 - 大阪府
委託先でメール誤送信、講座受講者のメアド流出 - 神奈川県
「SSHコンソーシアムTOKAI」の情報発信サイトが改ざん被害
企業サイトが負荷上昇で断続的に停止、原因など調査 - コスミック
事故関係の通話内容含む一部記録媒体が所在不明 - 東京海上ダイレクト
遠隔アクセス用サーバ経由で侵入、個人情報流出の可能性も - サカタのタネ
顧客管理システムの開発委託先で侵害 - 日産ディーラーの個人情報が流出
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
