MS、12月の月例パッチは14件 - 「Duqu」が悪用する脆弱性も修正予定
日本マイクロソフトは、月例セキュリティ更新プログラム14件を12月14日に公開する予定だ。深刻度「緊急」のプログラム3件が含まれる。
深刻度がもっとも高い「緊急」とされる3件は、いずれも「Windows」のリモートでコードが実行される脆弱性を修正するプログラム。
残り11件のプログラムは、次に深刻とされる「重要」にレーティングされており、「Windows」や「Internet Explorer」「Office」の脆弱性を修正する予定。
今回のアップデートでは、「Stuxnet」と同じソースコードを持つトロイの木馬「Duqu」が標的型ゼロデイ攻撃に用いた脆弱性「CVE-2011-3402」にも対応する。
また同社製品特有の脆弱性ではないが、プロトコル「SSL 3.0」および「TLS 1.0」に見つかったCBCモードにおける初期化ベクトル決定時の脆弱性「CVE-2011-3389」も解消する方針だという。
(Security NEXT - 2011/12/09 )
ツイート
PR
関連記事
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正