キヤノン、プリンタの使用履歴を監視して文書の漏洩を抑止するシステムを発売
キヤノンは、事務機の使用履歴を監視、追跡して、不正コピーなど紙文書による情報漏洩を抑止する情報管理システム「キヤノン imageWARE Job Archive System Version 1」を、2005年8月22日より発売する。
同製品は、不正コピーや不正ファクスなど、紙文書を媒体とした情報漏洩の抑止を実現する情報システム。レーザープリンタの使用履歴や、原稿のイメージデータおよびテキストデータを一括してサーバに保存するため、入出力した紙情報の内容と履歴を管理できる。また、使用履歴のデータを定期的に監視する機能も備えている。
万一紙情報が漏洩してしまった場合には、検索機能によりサーバ内の使用履歴データから漏洩経路を割り出すことができるため、迅速な事後処理が可能。価格は、最小構成時のシステム価格で1008万円。
また、関連商品として、プリント出力の履歴保存および追跡機能に特化した情報管理システム「キヤノン Report Chaser」を同日に発売する。価格は、1000ユーザーのシステム価格で1785万円となっている。
(Security NEXT - 2005/06/29 )
ツイート
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開