Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「NVIDIA Triton Inference Server」に複数のDoS脆弱性

AIの推論モデルを実行するためのサーバソフトウェア「NVIDIA Triton Inference Server」に複数の脆弱性が明らかになった。

現地時間2026年4月7日にセキュリティアドバイザリを公開し、5件の脆弱性について明らかにしたもの。「CVE-2026-24146」は入力検証の不備に起因する脆弱性。大量の出力を伴うリクエストによりサーバがクラッシュし、サービス拒否に至る可能性がある。

細工されたリクエストによりサーバがクラッシュする脆弱性「CVE-2026-24173」「CVE-2026-24174」が確認された。リモートから悪用されるおそれがある。

不正なリクエストヘッダにより例外処理が適切に行われずサービス拒否に陥るおそれのある「CVE-2026-24175」や、モデル設定のアップロード時に情報漏洩が発生する「CVE-2026-24147」も明らかとなった。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると、「CVE-2026-24146」「CVE-2026-24173」「CVE-2026-24174」「CVE-2026-24175」が「7.5」、重要度は4段階中2番目に高い「高(High)」とされる。「CVE-2026-24147」については「4.8」、「中(Medium)」と評価されている。

NVIDIAでは、「Triton Inference Server r26.02」にてこれら脆弱性を修正。ソースリポジトリより最新版へ更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2026/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイルサーバ「goshs」に認証回避など複数脆弱性 - 修正版を公開
「Apache ActiveMQ」にRCE脆弱性 - 悪用が確認され「KEV」にも登録
「Cisco ISE」に複数の深刻な脆弱性 - 一部修正パッチを準備中
「Ivanti Neurons for ITSM」に脆弱性 - アップデートを提供
SAP、月例セキュリティアドバイザリ19件を公開 - 「クリティカル」も
「Cisco Webex」のSSO連携に深刻な脆弱性 - 証明書の更新を
「Chrome」が脆弱性31件を修正 - 5件は「クリティカル」
「Adobe Acrobat/Reader」がわずか3日で再更新 - 深刻な脆弱性を修正
「Adobe Acrobat/Reader」にゼロデイ脆弱性 - 悪用を確認、緊急更新を
米当局、「SharePoint Server」「Excel」の脆弱性悪用に注意喚起