9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
同協議会の調査用メールアドレスに着信したフィッシングメールのうち、送信元として正規のドメインを偽装したいわゆる「なりすましメール」は約41.5%で、前月の約40.7%から0.8ポイント増加した。
なりすましメールにおける内訳としては、送信ドメイン認証技術「DMARC」により受信の拒否や隔離が可能だったメールが約18.6%。のこる22.9%は「DMARC」のポリシーが「none」とされていたり、「DMARC」に未対応だった。
一方、調査用メールアドレスに着信したフィッシングメールの約58.5%は独自ドメイン名を使用。このうち約28.7%は「DMARC」に対応し、認証に成功していた。
逆引き設定されていないIPアドレスからの送信は約88.6%。前月から割合が上昇している。
(Security NEXT - 2025/10/24 )
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