「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
マイクロソフトは現地時間2025年8月28日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。
ベースとしているオープンソースのブラウザ「Chromium 139.0.7258.155」「同139.0.7258.154」がリリースされたことを受け、これらバージョンを反映した「MS Edge 139.0.3405.125」をリリースした。
今回の更新では脆弱性1件「CVE-2025-9478」が解消されている。「MS Edge」固有の脆弱性はなかった。
「CVE-2025-9478」は、3Dグラフィックスやベクターデータの描画命令をGPU向けに変換するために用いるグラフィックスコンポーネント「ANGLE」に判明した脆弱性。
Googleでは、「Chrome」のリリースに際して、同脆弱性の重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしていた。
(Security NEXT - 2025/08/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「NVIDIA GPUディスプレイドライバ」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Kibana」に複数のXSS脆弱性 - 「CrowdStrike」との連携ツールにも
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件を解消
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto