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「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ

CERT/CCは、「MadeYouReset」の影響を受ける製品が多数存在する可能性があり、DDoS攻撃に悪用されるおそれがあると問題を指摘した。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.5」、重要度を「高(High)」とレーティングしている。

一部ベンダーでは、提供するソフトウェアに対して独自のCVE番号を割り当て、対応を進めている。「Apache Tomcat」もそのひとつで「CVE-2025-48989」が採番されており、アップデートで修正された。

「SUSE」「Mozilla」「Fastly」「Varnish Cache」なども影響があるとして対応を進めている。実装側における緩和策なども示されており、対応が呼びかけられている。

(Security NEXT - 2025/08/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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