Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Teams」経由のオンライン会議招待でメアド流出 - 佐賀県

佐賀県は、オンライン説明会の招待メールを「Microsoft Teams」経由で送信し、受信者間にメールアドレスが流出したことを明らかにした。

同県によれば、2025年6月11日、12日に委託業務に関するオンライン説明会の招待メールを13人に送信した際、送信先のメールアドレスが受信者間に表示されたもの。6月12日に受信者から指摘があり、問題が判明した。

同ツールより招待メールを送信した場合、送信先のメールアドレスが相互に参照できる状態で送られるが、同県が作成した「Teams利用ガイドライン」に同仕様に関する注意喚起の記載はなく、ガイドラインに沿って操作したものの事故が生じた。

同県では、誤送信先にメールの削除を依頼した。また今回の問題を受けてガイドラインを改訂。ウェブ会議の招待にあたっては、同ツールより送信せず、宛先を「BCC」に設定したメールで参加用URLリンクを送信することとしている。

(Security NEXT - 2025/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人メアドに業務ファイル送信、入力ミスで第三者に - 佐伯市
緑地管理者がボランティア宛てメールを「CC」送信 - 名古屋市
ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町
就農準備資金受給者への連絡メールで誤送信で - 福島県農業振興公社
誤送信で肝炎医療コーディネーターのメアドが流出 - 静岡県
デジタル人材育成施設でメールの誤送信が発生 - 群馬県
個人情報をメールで誤送信、半年後に判明 - 長崎国際観光コンベンション協会
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
講習申込者の個人情報含むデータをメール誤添付 - 宮城県