前月の更新で脆弱性13件を修正 - Atlassian
Atlassianは現地時間2025年6月17日、セキュリティアドバイザリを公開し、前月のアップデートで13件の脆弱性へ対処したことを明らかにした。
「Bamboo」「Bitbucket」「Confluence」「Crowd」「Jira」「Jira Service Management」に判明した脆弱性へ対処したもの。いずれもサードパーティ製ライブラリに起因する脆弱性だという。
あわせて13件に対処したとしており、製品間の重複を除くとCVEベースで5件を解消したことを明らかにしている。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」あるいは「7.4」で、重要度はいずれも4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とした。
具体的には、「Confluence」や「Bamboo」で、「Spring Security」に判明したタイミング攻撃対策を回避される脆弱性「CVE-2025-22228」を解消。
また「Bitbucket」「Crowd」「Jira」「Jira Service Management」では、「Apache Tomcat」に判明したおいてサービス拒否の脆弱性「CVE-2025-31650」などを修正している。
このほか「Netplex Json-smart」に判明した「CVE-2024-57699」などへ対処。今回のアドバイザリで言及された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-38816
CVE-2024-57699
CVE-2025-22228
CVE-2025-24970
CVE-2025-31650
(Security NEXT - 2025/06/23 )
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