マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
これら脆弱性のCVE番号を採番したCisco Systemsは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「CVE-2025-20260」が「9.8」、「CVE-2025-20234」が「5.3」と評価している。
あわせてサードパーティ製ライブラリ「lzma-sdk」の解凍モジュールにおける解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性なども対応した。
開発チームはセキュリティパッチとなる「ClamAV 1.4.3」「同1.0.9」をリリースし、脆弱性を解消した。
「CVE-2025-20234」については「同1.2.0」より生じた脆弱性のため、「同1.4.3」でのみ修正されている。
(Security NEXT - 2025/06/19 )
ツイート
PR
関連記事
脆弱性スキャナ「Nessus」のWindows版エージェントに複数脆弱性
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「IBM Backup, Recovery and Media Services for i」に権限昇格の脆弱性
米当局、Linuxカーネルの脆弱性悪用に注意喚起
「Chrome」にアップデート - 3件のセキュリティ修正
「NetScaler ADC」「同Gateway」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
Trend Micro「Apex Central」に深刻な脆弱性 - 修正パッチをリリース
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性