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「Splunk UBA」に複数脆弱性 - アップデートが公開

Splunkは、内部脅威や異常行動などを検知するユーザー行動分析ソリューション「Splunk User Behavior Analytics(UBA)」において複数の脆弱性を確認し、アップデートで修正したことを明らかにした。

現地時間2025年4月29日にセキュリティアドバイザリを公開し、サードパーティ製パッケージに起因する複数の脆弱性について明らかにしたもの。複数のコンポーネントが影響を受ける。

特に「Body-parser」「Kubernetes」「Kubernetes Dashboard」「Python tools」「Python-idna」に関する脆弱性については重要度が「高(High)」とレーティングされている。

「OpenJDK」「serve-static」「Send」「Express」については重要度を「中(Medium)」とした。

同社は、脆弱性を修正した「Splunk UBA 5.4.2」を公開しており、利用者にアップデートを呼びかけている。今回のアップデートで修正したとされる脆弱性は以下のとおり。

CVE-2019-11236
CVE-2020-26137
CVE-2022-40897
CVE-2022-40898
CVE-2023-43804
CVE-2023-45803
CVE-2024-3651
CVE-2024-6345
CVE-2024-37891
CVE-2024-43796
CVE-2024-43799
CVE-2024-43800
CVE-2024-45590

(Security NEXT - 2025/05/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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