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ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念

同センターでは、攻撃キャンペーンが終了したことを示す情報は確認されていないとし、現在も攻撃活動が進行中であることや、停止していた場合も、第2波が展開される可能性があることを想定。

情報共有活動を通じて、被害を検出できていない組織を支援しており、被害の早期認知や攻撃活動の収束に向けた対応を進めている。

今回の問題は広く影響する事案で、インパクトは大きいと指摘。メール製品の運用上の固有の事情が、攻撃検知や事後のインシデント対応にも何らかの影響を及ぼしている可能性もあるとして調査を行っている。

また注意喚起において、アップデートやログデータの保全を呼びかけるとともに、「軽減策」を公表している。

今回示した「軽減策」は、被害事案を見た関係者から提供された情報であり、信頼性の高い情報であると説明。クオリティアより提供されている対策をすぐに適用できない場合は、軽減策の実施を検討するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/04/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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