3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
フィッシング対策協議会の調査用メールアドレスに着信したフィッシングメールにおいて、送信元に正規のドメインを偽装したいわゆる「なりすましメール」は約63.2%。前月の約69.0%から5.8ポイント減少している。

調査用メールアドレスに着信したフィッシングメールにおけるDMARC対応の状況(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)
「なりすましメール」における約47.2%は送信ドメイン認証技術「DMARC」により、受信の拒否や隔離が可能だった。
のこる約52.8%については、「DMARC」のポリシーが「none」とされていたり、「DMARC」そのものが設定されていなかったという。
また調査用メールアドレスへ着信した約36.8%については、独自ドメイン名を用いて送信されていた。このうち約15.1%は「DMARC」に対応しており、認証成功していた。
逆引き設定されていないIPアドレスからの送信は約96.0%。前月より上昇しており、高い水準が続いている。
(Security NEXT - 2025/04/21 )
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