「Ghostscript」に複数の深刻な脆弱性 - 最新版で修正
Artifex Softwareが提供する「Ghostscript」に複数の脆弱性が明らかとなった。「クリティカル」とされる脆弱性も複数含まれており、最新版で修正されている。
同ソフトウェアは、「PostScript」や「PDF」を処理するインタプリタ。WindowsやmacOS、Linuxなどさまざまなプラットフォームで活用されている。
今回あらたにCVEベースであわせて8件の脆弱性が明らかとなった。このうち4件については、重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
具体的には、NECのプリンタ制御用のページ記述言語である「NPDL(NEC Printer Description Language)」や、キヤノン「BJ10V」向けのデータ出力における圧縮処理時にバッファオーバーフローが生じる「CVE-2025-27832」「CVE-2025-27836」が確認された。
また「DOCXWRITE」「TXTWRITE」向けのテキスト出力機能においても、長い文字列を処理するとバッファオーバーフローが発生する「CVE-2025-27831」が判明している。
(Security NEXT - 2025/03/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ルータOS「OpenWrt」に脆弱性 - 修正版がリリース
「Karmada Dashboard」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 10月のアップデートで修正済み
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消

