「Ghostscript」に複数の深刻な脆弱性 - 最新版で修正
さらにWindows環境では無効な「UTF-8」の文字を含むパスの処理に問題があり、意図しないファイルパスに対するアクセスが行われる「CVE-2025-27837」が明らかとなった。
いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」と評価されている。
のこる4件の脆弱性「CVE-2025-27830」「CVE-2025-27833」「CVE-2025-27834」「CVE-2025-27835」についてはCVSS基本値が「7.8」、重要度は「高(High)」とレーティングされている。
また同社は、これら8件の脆弱性にくわえて、CVE番号が保留中となっている修正が1件あることを明らかにしており、今後詳細が明らかとなる見込み。
同社は現地時間2025年3月12日に最新版となる「Ghostscript 10.05.0」をリリース。CVE番号が保留中の1件も含め、これら脆弱性を解消した。あわせてバグの修正や機能の見直しなど実施している。
(Security NEXT - 2025/03/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ルータOS「OpenWrt」に脆弱性 - 修正版がリリース
「Karmada Dashboard」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 10月のアップデートで修正済み
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消

