Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「FortiOS」脆弱性や不正コード混入「Githubアクション」の悪用に注意喚起 - 米政府

米政府は、「FortiOS」や「tj-actions」が提供する「Githubアクション」に判明した脆弱性が悪用されているとして注意喚起を行った。

「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ悪用が確認されている2件の脆弱性を追加し、米国内の行政機関へ対策を促すとともに広く注意を呼びかけたもの。

「FortiOS」に関しては、「CVE-2025-24472」を追加。ランサムウェアの攻撃キャンペーンで悪用されているという。

Fortinetでは、1月にゼロデイ脆弱性「CVE-2024-55591」のセキュリティアドバイザリを公表したが、2月に同アドバイザリへ情報を追加するかたちで「CVE-2025-24472」を明らかにしていた

代替パスやチャネルを使用した認証バイパスの脆弱性としており、細工したCSFプロキシ要求により管理者権限を取得できる。「FortiProxy」についても影響を受けるため、注意が必要。

(Security NEXT - 2025/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
Adobeが定例アップデート - 8製品29件の脆弱性を修正
ベクトルDB「Milvus」に深刻な脆弱性 - クラスタ乗っ取りのおそれも
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件に対処
ランサム被害で顧客や取引先の情報が流出 - アスクル
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開