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「PostgreSQL」にアップデート - 脆弱性修正で生じた不具合に対処

「PostgreSQL」の開発チームは、データベース「PostgreSQL」のアップデートを公開した。

今回のアップデートでは、ライブラリ「libpq」におけるクオート処理の問題へ対応した。前回のアップデートで「CVE-2025-1094」を修正した際に生じた不具合としている。

クオート処理において文字列長のパラメータを適切に処理しておらず、メモリの末端まで読み取り、クラッシュするおそれがあることが判明したという。

このほか、レプリケーション関連ツールにおけるメモリリークの修正などもあわせて実施した。

開発チームでは、最新版となる「PostgreSQL 17.4」「同16.8」「同15.12」「同14.17」「同13.20」を提供。これら不具合を解消しており、利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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