「PostgreSQL」にアップデート - 脆弱性修正で生じた不具合に対処
「PostgreSQL」の開発チームは、データベース「PostgreSQL」のアップデートを公開した。
今回のアップデートでは、ライブラリ「libpq」におけるクオート処理の問題へ対応した。前回のアップデートで「CVE-2025-1094」を修正した際に生じた不具合としている。
クオート処理において文字列長のパラメータを適切に処理しておらず、メモリの末端まで読み取り、クラッシュするおそれがあることが判明したという。
このほか、レプリケーション関連ツールにおけるメモリリークの修正などもあわせて実施した。
開発チームでは、最新版となる「PostgreSQL 17.4」「同16.8」「同15.12」「同14.17」「同13.20」を提供。これら不具合を解消しており、利用者に注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/02/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Apple、「iOS/iPadOS 18.5」で30件以上の脆弱性へ対応
IoT向けDB「Apache IoTDB」に脆弱性 - 4月の更新で修正済み
米当局、「Windows」や「Fortinet」の脆弱性悪用に注意喚起
SonicWall「SMA1000」にSSRF脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome」にセキュリティアップデート - ゼロデイ脆弱性含む4件を修正
ビデオ会議アプリのZoom、月例セキュリティアドバイザリを公開
「Ivanti EPMM」にOSS起因の脆弱性、すでに悪用も - 国内で機器稼働
MS、月例セキュリティ更新を公開 - 複数のゼロデイ脆弱性に対処
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - Adobeが緊急対応を呼びかけ
「FortiVoice」などFortinetの複数製品に脆弱性 - すでに悪用も