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ライオン海外子会社のショッピングサイトが改ざん被害

生活用品メーカーのライオンは、タイの子会社が運営するショッピングサイトが第三者によりサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。登録会員情報が流出した可能性があるという。

同社によると、Lion Corporation Thailand(LCT)がタイ国内向けに展開しているオンラインショッピングサイトにおいて、改ざん被害が判明したもの。同子会社では同サイトを閉鎖し、当局に報告を行った。

個人情報の不正利用は確認されていないが、同サイトに登録されていた会員の個人情報が外部に流出した可能性がある。

同社は、顧客や関係者に対して謝罪。セキュリティ体制の構築や運用体制の強化に取り組み、再発防止に努めるとしている。

被害を受けたサイトは、ライオングループの各社内部ネットワークとは接続されておらず、他システムで同様の被害は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2025/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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