Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JetBrains、1月のアップデートで脆弱性10件を解消

JetBrainsは、2025年1月にリリースしたセキュリティアップデートの詳細を明らかにした。複数の脆弱性を解消している。

同社は、「TeamCity」「YouTrack」「dotTrace」「Rider」「ReSharper」「ETW Host Service」「Hub」などに判明したのべ10件、製品間の重複を除くと7件の脆弱性に対処した。

5件については重要度を上から2番目にあたる「高(High)」とレーティング。このうち4件は「dotTrace」「Rider」「ReSharper」「ETW Host Service」に判明した権限昇格の脆弱性「CVE-2025-23385」となっている。

のこる1件は、「YouTrack」に判明した「CVE-2025-24458」。なりすましメールによりアカウント乗っ取りのおそれがあるという。のこる5件については1段階低い「中(Medium)」とした。

1月のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2025-23385(ETW Host Service)
CVE-2025-24456(Hub)
CVE-2025-23385(ReSharper)
CVE-2025-23385(Rider)
CVE-2025-24459(TeamCity)
CVE-2025-24460(TeamCity)
CVE-2025-24461(TeamCity)
CVE-2025-24457(YouTrack)
CVE-2025-24458(YouTrack)
CVE-2025-23385(dotTrace)

(Security NEXT - 2025/02/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性