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「VMware Avi Load Balancer」にブラインドSQLi脆弱性

Broadcomは現地時間2025年1月28日、アプリケーション配信やロードバランシング機能を提供する「VMware Avi Load Balancer」の脆弱性に関するセキュリティアドバイザリをリリースした。

外部より報告を受け、認証を必要とすることなく悪用されるおそれがあるブラインドSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2025-22217」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.6」と評価されており、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。

「同30.2.2」「同30.2.1」「同30.1.2」「同30.1.1」に影響があり、同社は脆弱性を修正した「同30.2.2-2p2」「同30.2.1-2p5」「同30.1.2-2p2」をリリース。アップデートを呼びかけている。

「同22.x」「同21.x」については同脆弱性の影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2025/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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