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高校の修学旅行中に個人情報含む資料を紛失 - 神戸市

神戸市は、市立高校の修学旅行中に引率する教諭が個人情報を含む資料を紛失したと公表した。

同市によれば、1月8日に教諭が修学旅行の宿泊先ホテルで資料を確認したところ、見当たらないことに気づいた。ホテルや空港などを探したが見つからず、管理職へ報告した。

所在がわからなくなっているのは、修学旅行の実施にあたって作成した事前健康調査に基づく資料。2年生357人の氏名、クラス名、出席番号、配慮事項の有無が含まれる。

一部生徒については、性別や持病名、配慮事項、主治医名、顔写真も記載されていた。

同校では2年生に対して経緯を説明するとともに謝罪。連絡システム「すぐーる」を通じて保護者に対しても報告と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2025/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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