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「Sentry」のSSOに脆弱性 - なりすましのおそれ

Sentryが提供するエラー追跡やパフォーマンス監視機能を提供するツール「Sentry」のシングルサインオン機能に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

SAMLによるシングルサインオン機能に脆弱性「CVE-2025-22146」が明らかとなったもの。バグ報奨金プログラムを通じて報告された。

悪意のあるSAMLアイデンティティプロバイダを使用し、「Sentry」の同一インスタンス内に存在する別の組織を利用することで、任意のユーザーアカウントを乗っ取ることができる。

攻撃者が標的とするメールアドレスを把握している場合、認証を必要することなく、ネットワーク経由で悪用が可能。ただし、単一の組織のみを許可している場合は影響を受けない。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.1」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発チームでは、現地時間2015年1月15日にリリースした「同25.1.0」で同脆弱性の修正を行った。SaaS版については2025年1月14日に適用済みだという。

(Security NEXT - 2025/01/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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