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チームパスワード管理ツール「TeamPass」に脆弱性

パスワード管理ツール「TeamPass」に脆弱性が明らかとなった。12月初旬のアップデートで修正されたという。

同ソフトウェアは、チームメンバー間でパスワードを共有、管理できるオープンソースソフトウェア。

ユーザーが別の「user_id」による権限の操作を適切に制御できない脆弱性「CVE-2024-50703」が明らかとなったもの。

CVE番号を採番したMITREでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「5.4」、重要度を「中(Medium)」とレーティングしている。

一方GitHubでは、「CVSSv4.0」のベーススコアを「9.3」と評価。重要度を「クリティカル(Critical)」としている。

同脆弱性は、ソースリポジトリにおいてパッチが公開されており、2024年12月1日に公開された「同3.1.3.1」にて修正された。2025年1月13日の時点で最新版は「同3.1.3.10」となっている。

(Security NEXT - 2025/01/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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