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「SecureAge Security Suite」に深刻な脆弱性 - アップデートを

データ保護やマルウェア対策などのエンドポイント保護機能を備えたSecureage Technologyの「SecureAge Security Suite」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが呼びかけられている。

攻撃者が任意のファイルを作成、変更、削除できる権限昇格の脆弱性「CVE-2024-46622」が明らかとなったもの。Windows環境において特定のシンボリックリンクを作成することで、特権的なファイルパスへの操作が可能だという。

シンガポールのGovTech Cyber Security Group(CSG)とCSA Cyber Security Engineering Centre(CSEC)より報告を受けた。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において同脆弱性のベーススコアを「9.8」と評価。重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同脆弱性の判明を受けて同社は、「同8.1.18」「同8.0.18」「同7.1.11」「同7.0.38」にて脆弱性を解消。これらバージョン以降へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/01/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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