Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ブラウザ「Chrome」にアップデート - 4件のセキュリティ修正を実施

Googleは現地時間1月7日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。

WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 131.0.6778.265」「同131.0.6778.264」、Linux向けに「同131.0.6778.264」をリリースしたもの。あわせて4件のセキュリティに関する修正を行った。

CVEベースで1件の脆弱性に対処したことを明らかにしており、具体的にはスクリプトエンジン「V8」に判明した脆弱性「CVE-2025-0291」を修正した。

2024年12月11日に報告を受けた脆弱性で、悪用されると型の取り違えが生じるおそれがあるという。重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とした。

同社は、数日から数週間をかけて同アップデートを展開していく予定。

(Security NEXT - 2025/01/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
国勢調査世帯一覧を紛失、住民が拾得して回収 - 横須賀市
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
公開データで個人情報を白く加工、コピペで参照可能 - 奥出雲町
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
県サイト公開の表計算ファイル内に個人情報、チェック不足で - 新潟県
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)