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「Next.js」に脆弱性 - 運用コストを増大させるおそれも

JavaScriptフレームワーク「Next.js」において、サービス拒否の脆弱性が明らかとなった。アップデートが呼びかけられている。

「Server Actions」を利用する環境に影響があり、リクエストを無期限に待機する脆弱性「CVE-2024-56332」が明らかとなったもの。

細工したリクエストを送信することで、関数の実行をキャンセルするまで接続を維持させることが可能だという。

「CPU」や「メモリ」に与える負荷は低いとされるが、長時間にわたり接続を継続させることでサービスの可用性が低下したり、処理時間が増えることで過大な運用コストを強いる「DoW(Denial of Wallet)攻撃」に悪用されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「5.3」、重要度は「中(Moderate)」とレーティングされている。

脆弱性は「同15.1.2」「同14.2.21」「同13.5.8」にて修正されており、利用者にアップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2025/01/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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