Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

保守監視用VPN経由で不正アクセス、情報が流出 - フジクラ

同社はNTTコミュニケーションズと協力して侵入経路を特定し、不正使用されたアカウントを無効化。また全アカウントにおいてパスワードを初期化し、利用を制限するとともに、ネットワーク機器の交換と認証の強化などを実施した。

今回の問題を受けて、同社では対象となる関係者に個別に連絡を取るとともに、個人情報保護委員会へ報告。また不正アクセスへの対策として保守委託先の管理体制や、ログなどの情報収集を強化した。

保守委託先に対して再発防止策の検討と実施を指示し、保守運用サービスにおける運用体制の強化、運用ルールの改訂などが実施されたという。

なお、今回の不正アクセスによる同社生産活動への影響については否定している。

(Security NEXT - 2024/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局