Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

攻撃者に狙われるクラウド設定ミス、行政機関の対策を義務化 - 米政府

対応スケジュールとしては、2025年2月21日までに対象となるクラウド環境を特定し、4月25日までにSCuBA評価ツールを展開。6月20日までにすべての必須設定を実施し、CISAの継続的なモニタリングシステムに統合するか、四半期ごとに結果を手動で報告する義務が生じる。

あらたなクラウドテナントの運用を開始する前に、設定ベースラインの適用と継続的な監視を行うことも要件としている。

今後対象とするクラウド製品が追加される可能性もある。また1年以内に更新されない要件は対象外となり、「SCuBAセキュア構成ベースライン」より自動的に削除されるという。

(Security NEXT - 2024/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
他県で実施した中学校自然教室で生徒名簿が所在不明に - 横浜市
誤った住所へ会員証を送付、システムトラブルで - JAF
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
ファッション通販サイトに不正アクセス、通知メールが送信
サイバー攻撃で元従業員情報が流出した可能性 - クミアイ化学工業
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供