付属美術館の端末から個人情報が流出した可能性 - 尾道市立大
尾道市立大学は、付属美術館の端末が侵害され、内部に保存されていた学生の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。
同大によれば、付属美術館のパソコン1台が不正アクセスを受けたことが12月2日に判明したもの。美術館職員のアカウントが乗っ取られ、不正にログインされていた。
問題の発覚を受けて同大では付属美術館のネットワークを切断して調査を実施。端末のログ解析や同大システムの操作履歴を分析したところ、不正な操作や利用は確認されなかったものの、端末内部の個人情報が外部に流出した可能性があるという。
2016年度から9年分の同大学生の氏名と学籍番号3150件や、氏名と住所66件が記載された広報配布先リスト、学内メールアドレスと内線番号リスト111件などが端末内に保存されていた。
同大では、端末のパスワードを変更し、マルウェアの感染状況を調査するなど対策を講じた。個人情報が流出した可能性がある学生や関係者に、経緯の説明と謝罪を行うとしている。
(Security NEXT - 2024/12/18 )
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