「Apex One」「Apex Central」に脆弱性 - ホットフィクスやOS設定で対応を
Trend Microのエンドポイントセキュリティ製品「Apex One」および管理ツールの「Apex Central」に脆弱性が判明した。同社は対策について説明している。
Tenableが提供する脆弱性スキャナの「Nessus」において、2件の脆弱性が検出されたことを受け、影響や対応方法についてアナウンスしたもの。「Trend Vision One」や「Apex One as a Service」なども対象としている。
「CVE-2013-1609」は、Windowsにおいて検索パスの指定方法に問題があり、パスを改ざんされるおそれがある脆弱性。「Apex Central」の基本ビルドが影響を受ける。最新ホットフィックスを適用するよう求めている。
一方「CVE-2016-2183」は、暗号化方式に起因する脆弱性で、「SWEET32攻撃」を受けるおそれがある。
ただし、同製品では特定の暗号を使用しておらず、稼働する「OS」がサポートする「TLS/SSL」に依存していると説明。OSレベルで3DES暗号が無効化されていれば、脆弱性の影響は受けないとしている。
(Security NEXT - 2024/12/06 )
ツイート
PR
関連記事
「PWリスト攻撃」による不正ログインを確認 - Hulu
委託先で法定調書作成用の資料を誤送信 - 東急グループ会社
ランサム攻撃で個人情報が流出したおそれ - 井関農機グループ会社
通信利用動向調査の一部回答票が所在不明 - 総務省
プロクシ製品「IBM SSP」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
動物保護管理センターで緊急連絡用携帯電話を一時紛失 - 新潟県
保護者の同意書を紛失、小学校職員室の机で保管 - 神戸市
中学校配布の出願システム用二次元コードで別人情報 - 大阪市
「NVIDIA Container Toolkit」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Node.js」に複数脆弱性 - 1月21日にアップデート予定